2009年6月22日月曜日

歌舞伎鑑賞教室 華果西遊記

国立劇場で開催中の歌舞伎鑑賞教室「華果西遊記」を見てきた。

歌舞伎鑑賞教室とは、日本の古典芸能である歌舞伎をより多くの人に親しんでもらうことを目的とした公演で、低料金で歌舞伎が楽しめるのが魅力。

今回は猿之助一座による「西遊記」である。

1階、2階は高校生で満員。いつもと違う雰囲気でちょっと違和感。これも歌舞伎鑑賞教室の特長なのか。

さて、開幕であるが、いきなりゴダイゴの『モンキー・マジック』。
大胆な演出に高校生から奇声があがる。

いよいよ笑三郎と春猿による歌舞伎解説。義太夫と常磐津の違いや、女形の演じ方などをわかりやすく教えてくれる。春猿は素顔なんだけど、なんだかとっても眩しい。玉三郎とは違うあやしさである。

20分の幕間後、いよいよお芝居。

東京新聞では、歌舞伎鑑賞教室でなぜ西遊記なのかと疑問を呈する論評があったが、勧善懲悪ストーリーの判りやすさや、歌舞伎ならではの多彩な演出を楽しめる点では正解であるように思う。

普段の公演より時間は短いが、料金が安いので仕方がない。


  6月歌舞伎鑑賞教室 華果西遊記(かかさいゆうき)
   
   第一場 西梁国智籌殿の場
   第二場 雲中の場
   第三場 盤糸嶺山頂の場

   孫悟空  右近
   芙蓉実は妹蜘蛛の精  春猿
   
   2等席 1,500円

2009年6月13日土曜日

仁左衛門 女殺油地獄

歌舞伎座さよなら公演・六月大歌舞伎でかかっている「女殺油地獄」を見てきた。

片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候 とあるように、今回はなみなみならぬ意欲で主人公河内屋与兵衛を演じるとのこと。

一幕見でみるべく歌舞伎座へ行くと、すでに多くの人が並んでいる。

係の人に聞くと朝から通しで買っている人が70人以上いるらしく、仁左衛門の人気ぶりを認識。それでも列の先頭から10人くらいだったので席は確保できた。

仁左衛門といえば、4月に見た『廓文章』で演じた伊左衛門の印象が強い。

あの独特の面白みを期待したが、残念ながら少し期待はずれであった。

特に大詰めの豊嶋屋お吉を殺すくだり、油まみれの死闘はもっとシリアスかつ野生的に演じた方が、気弱な与兵衛に潜む狂気と悔悛を表現できたのではないだろうか。

今月、もう一度見てみようと思う。

 歌舞伎座さよなら公演 六月大歌舞伎~昼の部~
 ○女殺油地獄/仁左衛門、孝太郎、歌六、秀太郎、梅玉


2009年6月9日火曜日

富士宮焼きそばを食す

八重洲地下街で「富士宮焼きそば」ののぼり発見!

5秒考えて、入ってみる。

定番らしき焼きそばと静岡おでんのセットメニューで様子をうかがう。

まずは焼きそばから。うん、美味い!ソースの色は濃いが意外とあっさりで、鰹粉の風味が太麺とマッチしている。

おでんも見た目と異なり、さっぱりした味わい。そのくせ、おかずとしての存在感があり、なかなかいける。メニューにあったおでん定食もなるほどである。

豪華さはのぞめないが一度チャレンジしてみることをすすめる。

2009年6月4日木曜日

長崎カリー 蜂の家

先日テレビで見た長崎カリーを食べてみた。

鰹ダシがよくきいている(和風カレーだからか?)

これが、意外と美味い!

サービスランチで680円也。