2009年8月13日木曜日

怪談乳房榎

歌舞伎座八月公演、納涼大歌舞伎を見てきた。

にわか歌舞伎ファンの小生には、初めての勘三郎。

勘三郎の芝居は面白いので人気があると聞いている。

う~ん、楽しみ、楽しみ。

しかも第三部の怪談乳房榎では、勘三郎が早替りで四役をつとめるのである。

観客も、早替りで四役をつとめることを知っているので、どのような替わり方をするのか、それが興味津々の模様。

下男、その主人である絵師、そして悪役(橋之助演じる悪役の仲間)を勘三郎が演じる。

いくつもの役を急いで演じわけるからだろうか、勘三郎特有のコミカルさが少しおとなしい。

それでも早代わりの技も見事だし、お芝居としての出来栄えは秀逸である。

本物の水を用いた滝のシーンは見ごたえがある。

いつもより少し物足りなさを感じたのは、三部制による上演時間の短さから生じたものであろう。

17:45に歌舞伎座に着いたのだが、まだ前の回の客が退場している。

入れ替え時間がこんなに短いとは、役者と道具方に頭が下がる思いである。


 ○歌舞伎座さよなら公演 八月納涼大歌舞伎 第三部
  2等席 9,000円
 
 お国と五平・・・三津五郎、勘太郎、扇雀
 怪談乳房榎・・・勘三郎、橋之助、福助

シネマ歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」

5ヶ月ぶりにシネマ歌舞伎を見た。

今回は「怪談 牡丹燈籠」

タイトルだけは聞いたことがあるが、ストーリーは全く知らない。

わくわく、どきどき。

三遊亭円朝の落語が原作だとのこと。

上演時間が2時間半もある。

怪談話ではあるが、歌舞伎なので随所に笑えるポイントがある。そこが単純に怖いだけのホラー映画とは違う。

前半は可笑しみのある怪談話であるが、後半は一転して男女のすれ違いから起こる悲劇が描かれている。

重いお話である。

  ○シネマ歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」  
   東劇18:30~21:30 全席指定2,000円
   
   伴蔵・・・仁左衛門
   お峰・・・玉三郎
   お国・・・吉弥
   宮野辺源次郎・・・錦之助
   三遊亭円朝/船頭/馬子久蔵・・・三津五郎
  
 

2009年8月11日火曜日

宮城まるごと弁当

今回は「宮城まるごと弁当」をチョイス。

なんでも宮城県の山海の幸をまるごとワンパッケージにした、おすすめ弁当とのこと。

色とりどりの一口サイズおかずが、ずらりと勢ぞろい!

でも特産品が入っている訳でもなく、味はいたって普通でした。