菊之助と二人で華麗な舞を踊る『京鹿子娘二人道成寺』。
玉三郎は昼、夜どちらも出演するが、もちろん昼の部の出し物であるこちらの方が人気が高く、昼の部の切符はすでに完売。
当日券があるかどうか、まずは10時前に歌舞伎座へ。なんと、1等と2等は当日券があるそうだが、残念ながら3等席はない。そこで一幕見で見ることに。
1時間前にもかかわらず一幕見の券売り場には20名ほどが並んでいる。これなら大丈夫と見当をつけ、近くのコンビニで飲み物と食べ物を買って列に並ぶ。玉三郎は二幕目なので、一幕目から続きで見る作戦である。
一幕目は『菅原伝授手習鑑』。梅王丸を演じた松緑がとてもよい!いいぞ、松緑!!
幕間が終わり、いよいよ玉三郎登場!立見も一杯。ほぼ全ての客が玉三郎目当てなので、劇場中が異様な興奮に包まれている。
しかし、4階席からだと花道が見えない。3階席の客も玉三郎見たさに立とうとする。そこのおばさん、おい!立つな!
最初の登場シーンこそみえないものの、その後はちゃんと見ることができた。
二人の白拍子による入れ替わり立ち代わりの華麗な踊り。菊之助もなかなかがんばっている。二人の息もぴったりだ。お囃子も素晴らしい。
座席がちょっと狭くて背中が痛くなったが、玉三郎をしっかり見ることができて大満足。
次は四月歌舞伎だ。
二月大歌舞伎 2月1日→25日
昼の部 一、菅原伝授手習鑑
二、京鹿子娘二人道成寺
三、人情噺文七元結
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